ボルボカーズ傘下の高性能車開発メーカーのポールスターは4月25日、中国で開幕した北京モーターショー2018において、高性能PHVクーペ『ポールスター1』の最新プロトタイプ車を初公開し、同車のベース価格を15万5000ユーロ(約2050万円)と発表した。
ポールスター1は、ボルボカーズから独立した電動高性能車ブランドに位置付けられるポールスターが、2019年の半ばに発売予定のPHVの高性能な2+2のグランドツアラークーペ。ボルボカーズの新世代プラットフォーム、「SPA」(スケーラブル・パフォーマンス・アーキテクチャ)がベース。ただし、その約50%は、ポールスターの独自設計となる。
PHVパワートレーンは、2.0リットル直列4気筒ガソリン「Drive-E」エンジンが前輪を駆動。2個のモーターが後輪を駆動する4WDとなる。システム全体で、最大出力600hp、最大トルク102kgmを発生。二次電池の蓄電容量は34kWhで、EVモードでは最大150kmの航続を可能にする。
北京モーターショー2018では、このポールスター1の最新プロトタイプ車を初公開。同車のベース価格を、15万5000ユーロ(約2050万円)と発表した。すでに世界18か国の7000人以上が、購入に関心を示しているという。
高性能PHVクーペ『ポールスター1』、15万5000ユーロから…北京モーターショー2018
2018年04月27日(金) 09時45分
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