メルセデス・ベンツ日本は7月27日、メルセデスベンツ『B180』などのブレーキに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『A180』『A250』『B180』『B250』『CLA180』『CLA250』『CLA250 4マチック』の7車種で、2011年9月22日〜2014年1月11日に輸入された1万5832台。
ブレーキブースターにおいて、バキュームパイプ接続部の材質、バキュームパイプ(接続部を含む)の製造が不適切なため、走行振動やエンジン振動でバキュームパイプ接続部が折損することがある。そのため、倍力装置が機能せず、最悪の場合、ブレーキペダルの操作力が増大し、制動距離が長くなるおそれがある。
改善措置として、全車両、バキュームパイプを対策品と交換する。
不具合は28件発生、事故は起きていない。市場からの報告および国土交通省の指摘により発見した。
【リコール】メルセデスベンツ B180 など1万5000台、制動距離が長くなるおそれ
2017年07月27日(木) 17時36分
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