by 井元康一郎 on 2023年11月26日(日) 12時00分
フォルクスワーゲンのCセグメントコンパクト、第8世代『ゴルフ TDI R-Line』を駆っての3700kmツーリング。前編『もはや高嶺の花となったゴルフ、ツーリング性能は』では総論およびシャシー性能について述べた。後編はまずパワートレインのパフォーマンスから。
◆改良型、なれど大きく変わったエンジンのキャラクター
TDI R-Lineのパワートレインは2リットル直列4気筒ターボディーゼルと湿式多板クラッチを用いた7速デュアルクラッチ変・・・
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by 井元康一郎 on 2023年11月04日(土) 16時00分
フォルクスワーゲンのCセグメントコンパクトクラスの乗用車、第8世代『ゴルフ』を3700kmあまりドライブさせる機会があったので、インプレッションをお届けする。
Dセグメントの『パサート』、コンパクトクーペの『シロッコ』に続くフォルクスワーゲンの新世代FWD(前輪駆動)モデル第3弾としてゴルフの第1世代が登場したのは49年前の1974年。乗り心地、空間効率、操縦安定性などの諸要素が当時としては革命的に高かったことから、世界のコンパクト乗・・・
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by 島崎七生人 on 2022年03月02日(水) 20時00分
VW『ゴルフ』では“1”の世代から、日本市場でもディーゼル・モデルが設定された。最初は1977年のことで、85年の“2”になると「GTI」に準じたルックスの「GTD」(1588ccターボ)に進化。どちらもMT仕様(1は4速、2は5速)で、“通”な愛好家からの支持を集めた。
翻って最新の“8”に登場したTDIモデルには、“7”に搭載されたユニットをさらに進化させたEA288evoが搭載される。VWが何よりもアピールするのは環境性能をより・・・
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by 南陽一浩 on 2021年12月25日(土) 12時00分
2021年も暮れかけだが、パンデミック下で脱炭素化が加速中でも、日本でフォルクスワーゲンがプロダクト攻勢の手を緩めることはなかった。『T-Roc(Tロック)』と『T-Cross(Tクロス)』というSUVブラザーズの準・中兄と末弟が絶好調だったせいもあり、日本市場でも地味めに受けとめられた『ゴルフ8』だったが、むしろ欧州ではEV化の尖兵たる既存自動車メーカーのように見られてきたVWが、ICEにこれだけ意欲的なモデルを追加してきたこと、広く・・・
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by 岩貞るみこ on 2019年10月29日(火) 12時00分
◆熟成が進んだ最終モデルの魅力
2019年の東京モーターショー開催と時をおなじくして、ドイツではフォルクスワーゲンが新型『ゴルフ』を発表した。来年の日本発売が待たれるところだけれど、クルマの場合、出たばかりよりも熟成が進んだ最終モデルも魅力的なのも事実。
そんなタイミングで、日本では10月1日からゴルフのディーゼルエンジン「TDI」が販売開始された。
すらりとしたシャープな雰囲気をまといながら、どことなく人懐こくてほっとさせるゴル・・・
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by 島崎七生人 on 2019年09月28日(土) 12時00分
◆4.5世代ぶりのゴルフディーゼル
日本仕様の『ゴルフ』に最初にディーゼルが設定されたのは1977年の「1」の時代から。さらに「2」では1.6リットルのディーゼルターボも登場('85年)し、3ボックスセダンの『ジェッタ』にも設定。引き続いて「3」まで、ディーゼル車が設定された。
「1」の時代は、当初1.5リットル(+4速MT)だったが'81年に1.6リットル化され、その際“クイックスタート・グロープラグ”が採用されるなどし、始動性を・・・
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13万キロ走行のグレイスから乗り換えました。 同じ行程を高速道路と一般道...[ 続きを見る ]