トヨタ『カローラ』の2026年モデル(米国仕様)《photo by Toyota》

トヨタ自動車の米国部門は、4ドアセダン『カローラ』の2026年モデルを発表した。日本のカローラとは異なるデザインをまとった米国版カローラに、SNSでは「いじったら化けそう」「なぜ北米版はいつも日本版より洒落てるのか」などのコメントが寄せられている。

2026年型カローラは、LE、SE、XSEの3グレードで展開される。ガソリンモデルには2.0リットルダイナミックフォース4気筒DOHCエンジンを搭載し、デュアル可変バルブタイミング機構により169hpのパワーと151lb-ftのトルクを発生する。燃費性能は市街地32mpg(13.6km/リットル)、高速道路41mpg(17.4km/リットル)、複合35mpg(14.8km/リットル)を実現している。

標準装備として、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroidAuto対応のトヨタオーディオマルチメディアシステム、車線逸脱警告やプロアクティブドライビングアシストを含むトヨタセーフティセンス3.0を搭載する。

2026年モデルの新機能として、LEとSEグレードには7インチデジタルメータークラスターが標準装備され、XSEグレードには12.3インチデジタルメータークラスターが標準装備される。SEグレードでは12.3インチクラスターをオプション選択可能だ。

米国版カローラといえば、2025年モデルでかつての名車『カローラFX16』をモチーフとした特別仕様「FXスペシャルエディション」を投入したことで日本でも話題となった。専用のエクステリアはスポーティで、日本のカローラセダンとは異なる個性を発揮した。ちなみに米国版カローラは、日本版とはフロントマスクが違うだけでなく、ボディサイズも全長、全幅ともにやや大柄となっている。

2026年型カローラは今秋にトヨタディーラーでの販売開始が予定されている。メーカー希望小売価格はLEグレードで2万2725ドル(約338万円)からとなる予定だ。

これに対して、X(旧Twitter)では「いじったら化けそう」「なぜ北米版はいつも日本版より洒落てるのか」といったデザインに対する高評価の声が多く集まっている。フロント周りのデザインに関しては「前よりスポーティー感が増えてるかな?」「クラウンより顔がいい気がするw」といったコメントも見られた。

また、約338万円からという値段設定に対しては為替の差とはいえ「もうカローラの値段じゃない」といった声もあったものの、性能や外観を総合的に判断しても「コスパ良し」と判断するユーザーも見られた。

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