アウディ Q6L e-tronとQ6L スポーツバック e-tron《photo by Audi》

一汽アウディは、新型電動SUV『Q6L e-tron』の予約販売を開始した。グローバルモデルの『Q6 e-tron』よりもホイールベースの長い中国専用車となる。ラインナップはSUVのQ6L e-tronとSUVクーペの『Q6L スポーツバック e-tron』の2車種が用意される。

アウディQ6L e-tronは35万3000元(約728万円)から、アウディQ6L スポーツバック e-tronは37万3000元(約769万円)からとなっている。

技術面では、同クラス唯一の全域800Vアーキテクチャプラットフォームを搭載し、270kWの同クラス最高充電出力を実現。10分間で294km分の充電が可能で、最長航続距離は765kmに達する。

アウディとファーウェイが共同開発したファーウェイのスマート運転技術を搭載した。デュアルレーザーレーダーと視覚融合感知ソリューションにより、地図なしレベル2の運転支援機能を実現している。

安全面では、アルミ合金と高強度鋼の比率が合計83%に達し、熱成形鋼が34%を占める車体構造を採用した。バッテリーの安全面では、冗長熱管理システムと1000V絶縁システムを導入している。

内装では全車に全視界HUD技術、11.9インチOLEDバーチャルコックピット、14.5インチOLEDセンター制御ディスプレイ、10.9インチ助手席ディスプレイの4つのスクリーンを搭載し、スマートフォンとの5画面連動を実現している。

アウディQ6L e-tronは、アウディの純電動車向けプラットフォーム「PPE」をベースにした最初のモデルのひとつ。8月に中国で発売される予定だ。

アウディ Q6L e-tron《photo by Audi》 アウディ Q6L e-tron《photo by Audi》 アウディ Q6L e-tron《photo by Audi》