トライアンフ スクランブラー400XC 2026年モデル《写真提供 トライアンフモーターサイクルズジャパン》

トライアンフモーターサイクルズジャパンが7月8日、2026年モデルの『スクランブラー400XC』を発表した。新たに3つの新鮮で現代的なカラーとして、「レーシングイエロー」「ストームグレー」「バニラホワイト」が登場。

新型スクランブラー400XCは、“スクランブラー”のタフなスタイルにオフロード機能を更に追加したモデル。軽量なアルミ製リムとチューブレスタイヤを備えた新しいサイドレースワイヤースポークホイールを装備し、オールロードアドベンチャーに対応する。

人気の『スクランブラー400』の派生型となるこの「XC」でも、カテゴリーをリードするパフォーマンスとスクランブラーデザインのDNAが継承されているが、「XC」では新たに本物のアドベンチャー用テクノロジーを注入した新しいアプローチも導入されている。

スクランブラー400XCの19インチのフロントホイールと17インチのリアホイールは、オフロード走行での安心感を届けるだけでなく、本格的なスクランブラースタンスと自信に満ちたライディングにも寄与している。色分けされた新しいフロントマッドガードとフライスクリーンは厳しいコンディションでもライダーを保護する。

43mm径のビッグピストン倒立式フロントフォークと、それぞれ150mmのトラベルを持つリアピギーバックモノショックを装備した高品質なサスペンションは、さまざまな地形でのスムーズな乗り心地を実現する。切り替え可能なトラクションコントロールとオフロード専用ABSモードにより、あらゆる路面で安全性と汎用性が提供される。

クリーンで現代的なデュアルフォーマットのディスプレイは、大型のアナログスピードメーターと、デジタルタコメーター、燃料計、視認性の高いギアインジケーターを含む統合LCDスクリーンを備えており、どんなコンディションでもハッキリと表示。

パワフルな400ccエンジンは、8,000rpmで40PS、6,500rpmで37.5Nmのトルクを発揮する。Boschのエンジンマネジメントとライドバイワイヤースロットルは、直感的なスロットルレスポンスとコントローラブルなパワー供給により、乗り心地・安全性・制御性の向上を実現している。

1万6000kmのサービス間隔と、2年間の距離無制限保証を標準装備。メーカー希望小売価格(税込)は94万9000円から。全国のトライアンフ正規販売店にて、2025年9月から販売開始の予定だ。

トライアンフ・スクランブラー400XC(レーシングイエロー)《写真提供 トライアンフモーターサイクルズジャパン》 トライアンフ・スクランブラー400XC(バニラホワイト)《写真提供 トライアンフモーターサイクルズジャパン》 トライアンフ・スクランブラー400XC(ストームグレー)《写真提供 トライアンフモーターサイクルズジャパン》