ジープ ワゴニアCOV《photo by Jeep》

ステランティス傘下のジープブランドは、大型SUV『ワゴニア』の「コマンド・オペレーション・ビークル(COV)」を米国で発表した。

『ワゴニアCOV』で、ジープは新たにVIP警護、警察などの法執行機関、輸送分野に進出する。ワゴニアCOVは2025年モデルとして、現在ステランティスの米国ディーラーを通じて注文受付を開始している。

この特殊車両は連邦、州、地方政府機関の要請と協力により開発された。カナダ市場での販売詳細と機能については2026年モデルイヤーに向けて発表される予定だ。

ワゴニアCOVは、ミシガン州ポンティアックのM1コンコースで開催されたステランティスのフリート顧客向けイベントで披露された。このイベントにはステランティス北米COOのアントニオ・フィローザ氏をはじめとする幹部陣が出席し、200名以上の顧客が参加した。

同車両は最高クラスの安全性と技術機能を搭載しており、ショートホイールベースとロングホイールベースの両モデルで展開される。ワゴニアは道路安全保険協会(IIHS)からトップセーフティピック評価を獲得している。

アップフィットパッケージには、包括的な照明・電装パッケージ、ウィーレン製各種ライトバー、グリル内サイレンスピーカー、多機能サイレンシステム、カメラ・コンピューター・無線・レーダー・サイレン・プリンター・モデム用の専用回路を備えたカスタム配線ハーネス、複数の貨物・武器収納ソリューションが含まれる。

性能面では420hpのツインターボ「ハリケーン」エンジンを搭載し、0-96km/h加速を6.3秒で実現。240アンペアのオルタネーター、自動リア荷重調整機能付きクアドラリフトエアサスペンションシステムを装備し、クラス最高の牽引能力1万ポンドを誇る。

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