パルス アバルト 改良新型《photo by Abarth》

アバルトはフィアットの小型SUV『パルス』をベースとした高性能SUV、『パルス アバルト』の改良新型をブラジルで発表した。

パルス アバルトは、2022年の市場投入以来、カテゴリー内で唯一の真のスポーツ性能を発揮するモデルとして認知されてきた。同車が今回、さらなる進化を遂げている。

改良新型パルス アバルトは外観デザインを大幅に刷新し、より現代的でアグレッシブなスタイルを実現した。フロント部分は完全に新設計され、より際立った特徴的なラインを持つ新しいバンパーを採用。グリルも全く新しいデザインとなり、光沢のある黒と赤の配色で垂直の直線的なラインを強調し、LEDフォグランプと組み合わせて攻撃的な外観を演出している。

グローバルブランド基準に従い、新しいアバルトのスクリプトロゴがダーク調でグリル中央に配置され、右下角にはサソリのディテールが施されている。18インチ専用ホイールは光沢のある黒仕上げで、中空リムとサソリロゴに赤いアクセントが加えられた。

内装では高級感のあるダークな色調を維持しながら、電動カーテン付きパノラマサンルーフの追加でさらなる洗練性を獲得。新設計されたスポーツシートには、アバルトの刺繍、サソリの浮き彫りデザイン、赤いステッチが施されている。シートは運転席に電動調整機能を備え、スポーツ性とコンフォートの絶妙なバランスを実現している。

パワートレインには定評のあるターボ270エンジンを継続搭載する。185hpのパワー、270Nmのトルクを発生し、0-100km/h加速7.6秒、最高速度215km/h(エタノール使用時)を実現。6速オートマチックトランスミッションと組み合わせ、ブラジル国内の直接競合車種の中で最速のSUVとしての地位を維持している。

3つのドライビングモードを用意した。スポーツモード、マニュアルモード、そしてブランド独自のポイズンモードだ。ポイズンモードでは特別なアクセルマッピングにより、スポーツモードよりも加速性能を引き上げている。

安全技術面では、ADAS(先進運転支援システム)を搭載し、オートハイビーム、車線逸脱警告、自動ブレーキ機能を提供。電子パーキングブレーキとオートホールド機能、6つの保護ゾーンをカバーする4つのエアバッグシステムも装備している。

10.1インチマルチメディアシステムには30以上の機能を持つConnect Me プラットフォームを標準装備。ワイヤレス充電器、7インチフルデジタルクラスター、自動デジタルエアコン、フルLEDライト、キーレスエントリー、リモートスタート機能なども含まれる。

カラーバリエーションは、ホワイト バンキサ、グレー ストラト、ブラック ボルケーノ(外装赤アクセント)、レッド モンテカルロ(グレーまたは黒アクセント)を用意。全色でルーフは黒色となっている。

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