
富士モータースポーツミュージアムは、1960年代の日本における最高峰のレース「日本グランプリ」で活躍した車両をテーマにした「〜蘇る熱狂の60's 富士〜日本グランプリ企画展」を開催している。
この展示は、当時のレースシーンを再現し、訪れる人々にその熱狂を体感させる内容となっている。
展示の一環として、1960年代の日本グランプリで活躍したレジェンドドライバー、長谷見昌弘氏と鮒子田寛氏を迎え、5月10日に特別講演が行われる。長谷見氏は日産のワークスチームでデビューし、富士グランチャンピオンレースでのチャンピオン獲得など輝かしい経歴を持つ。一方、鮒子田氏はトヨタのワークスチームで活躍し、ル・マン24時間レースやF1選手権にも参戦した経験を持つ。
特別講演では、当時の日本グランプリの舞台裏や貴重なエピソードが語られる予定だ。講演は来館者であれば誰でも聴講可能だが、座席数に限りがあるため、満席の場合は立ち見となる。
展示は8月31日まで、富士モータースポーツミュージアム内の1F展示エリアで行われる。入館料金は通常のミュージアム料金で、インターネット事前予約や各種割引も利用可能。展示では、実車6台とレプリカ1台を含む計7台の車両が展示され、来場者は当時のレースの雰囲気を楽しむことができる。

