ボルボ240《photo by Volvo》

輸入車中古車情報誌『カーセンサーEDGE』6月号(発行:リクルート)の特集は「ワゴン復活の予感」。セダンのような乗り心地で、荷物も積める車だ。人とは違うカーライフを求めるアクティブなドライバーにとって「ワゴン」は、“古くて新しい”選択肢なのだ。

『カーセンサーEDGE』6月号によると、ワゴンは、もともと荷物を載せるための台に4つの車輪を取り付けて、押し引きで運びやすくした装置のことだったという。ステーションワゴン、エステート、ブレイク、ヴァリアント、アバント、ツーリング、ツーリスモなどなど、ワゴンの呼称はさまざまだ。

セダンとワゴンの違い、その認識の変遷を解説した「ワゴンの源流」は興味深い。『カーセンサーEDGE』編集部は、「利便性やプロトコルや格好だけでなく“味”でワゴンを選んでいい。それが21世紀に許された自由なのだ」とワゴンを勧める。

特集は、スーパーワゴン登場、パワーウォーズ、厳選RS4発見、三つ巴の戦い、最強最速ワゴン、シューティングブレーク、ギア的ワゴン、四角いボルボ、ツウな絶版名車、と展開する。機械式駐車場に収まるという魅力を訴求し、「2ドアスーパーカー」に荷室を与えた美しき矛盾=シューティングブレークの現在地も説明する。

トヨタ・クラウン・エステート《写真提供 トヨタ自動車》 アウディRS4アバント《photo by Audi》 アウディRS4アバント《photo by Audi》 ポルシェ・タイカン・クロストゥーリスモ《写真提供 ポルシェジャパン》 VWアルテオン・シューティングブレーク《写真提供 VGJ》 『カーセンサーEDGE』6月号《発行 リクルート》