XPENGの電動SUV『G6』改良新型《photo by XPENG》

中国のEVメーカーのXPENG(シャオペン、小鵬汽車)は、主力SUV『G6』の改良新型を発表した。外観から内装、走行性能に至るまで大幅な改良が施され、合計81項目にわたる体験向上を実現しているという。

外観デザインでは、19項目の改良が行われた。フロントグリルには1942mmの連続する「星河光翼」と呼ばれるライトバーが採用され、方向指示器の機能も統合された。また、AIドライブアシスト作動時に点灯する青色ライトが新たに追加され、先進技術の印象を強めている。

内装は33項目にわたって刷新。新たに「スーパースターリング」インテリアデザインが採用され、ダッシュボードやドアパネルに雰囲気照明が配置された。10.25インチのデジタルメーターと15.6インチのフローティングセンターディスプレイの組み合わせにより、運転情報の視認性が向上している。

小鵬G6は、同クラス最大の居住性を誇る。室内長を最大限に活用し、85.6%という高い居住率を実現。後部座席の角度調整範囲も同クラス最大で、12段階の調整が可能となっている。さらに、荷室容量は最大1752Lまで拡張可能で、家族旅行やビジネス用途にも対応できる充分なスペースを確保している。

走行性能面では、2億元を投じて新開発されたプラットフォームを採用。2万回以上の細かなチューニングにより、乗り心地と操縦性が向上した。特に減速帯や起伏のある道路での走行安定性が改善され、高級車に匹敵する乗り心地を実現している。

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