フォルクスワーゲン『ID.4』《写真提供 VGJ》

フォルクスワーゲンは2月27日、VW『ID.4』のインフォテイメントシステムユニットにおいて、制御プログラムが不適切あり、速度計が表示されなくなる不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2022年8月28日〜2023年12月25日に製造された3596台。

インフォテイメントシステムユニットにおいて、制御プログラムが不適切なため、走行中にリセットまたは走行可能状態にする際に起動しないことがある。そのため、ドライバーインフォメーションディスプレイが表示されず、速度計の確認ができない。

改善措置として、全車両、インフォテイメントシステムユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合は10件発生、事故は起きていない。

フォルクスワーゲン『ID.4』《写真提供 VGJ》 フォルクスワーゲン『ID.4』不具合箇所《画像提供 国土交通省》