
輸入車中古車情報誌『カーセンサーEDGE』3月号(発行:リクルート)の特集は「これから価値が上がるフェラーリ」。キーワードは「ルカ・ディ・モンテゼーモロ」時代だ。モンテゼーモロは、フェラーの価値を引き上げ、ビジネスを成功させた名コンダクターだ。
『カーセンサーEDGE』によると、1990年代初めにフェラーリへ復帰したルカは、F1チームと市販車ビジネスの両方を一気に立て直す。21世紀初頭に生産された跳ね馬たちは品質、性能ともに大幅に向上したという。『360モデナ』、『F430』、『550マラネロ』、『612スカリエッティ』などがそうだ。そしてそれらは最後のピニンファリーナデザインでもあった。そんなルカ時代の跳ね馬に、再注目するのが3月号の特集だ。
特集は、「勝ち馬」黄金期=近世代のフェラーリモデルのおさらいから始まる。2000年代を機に、フェラーリはモンテゼーモロ指揮のもと、V12を旗艦に据えながら時代のニーズに合わせモデルラインナップ拡充を推し進める。
そして中古車雑誌なので「今こそ狙うべき! 厳選ユーズドフェラーリ」。7車種14ページに渡る解説だ。車齢20年以上となり、価格的に身近になりつつあるミレニアム以降のユーズドフェラーリは、整備が気になる。「V8&V12 / 跳ね馬の“飼い方”」で、気になる購入ポイントと購入後の最新事情について専門店に聞く。購入後の不安解消なるか!?


