
ブリヂストンが1月28日、ヤマハのスポーツツーリングモデル『TRACER9(トレーサー9)』シリーズの2025年モデルに、新車装着用タイヤ「BATTLAX SPORT TOURING T32」を納入することを発表した。
TRACER9シリーズは2024年11月にモデルチェンジが発表された、高いスポーツ性と実用機能を兼ね備えたスポーツツーリングモデル。国内では2025年夏ごろからの販売が予定され、なかでもヤマハのツーリングカテゴリーのフラッグシップモデルとなる「TRACER9 GT+」には自動変速トランスミッション「Y-AMT」と「ACC(Adaptive Cruise Control)」が搭載され、操作負担を大幅に軽減したモデルとして注目を集めている。
今回新車装着用として納入が開始される「BATTLAX SPORT TOURING T32」は高い技術を結集・追求した「断トツ商品」。接地性と排水性を向上させる「パルスグルーブ」技術を採用し、さまざまな路面での安定性と耐摩耗性を高め、ロングツーリングに求められる安定性と耐摩耗性を向上している。さらに、コーナリングでのグリップ性も向上させ、TRACER9シリーズの走行パフォーマンスにも貢献する。
ブリヂストンは、モータースポーツを「走る実験室」として位置づけ、その技術を市販用タイヤに応用することで、プレミアムタイヤ事業のグローバル戦略を強化。モータースポーツ活動を通じて「断トツ商品」を次のステージへ進化させ、モーターサイクル用プレミアムタイヤ事業のグローバルプレミアムニッチ戦略を強化していく。



