マセラティ・スパイダー《photo by Maserati》

『カーセンサーEDGE』3月号(発行:リクルート)の特集は「フェラーリ時代のMaserati」だ。イタリアの名門自動車ブランド「マセラティ」が誕生して2024年12月で110年だが、中古車マーケットで人気なマセラティは、跳ね馬の心臓=フェラーリ製エンジンをもつモデルだという。

1997年、マセラティの経営がフィアットからフェラーリへと移った。フェラーリ色が濃くなるのは、その4年後の『クーペ』&『スパイダー』から。フェラーリ製エンジンが積まれたからだ。フェラーリの魅力はエンジンそのもの。あの頃のマセラティは「ややほろ苦くも一粒で二度美味しい奇跡の世代なのだ」と特集の扉には綴られている。

特集はまず「マセラティとは何か?」で始まる。ついでマセラティの歴史を作った「男と車」を紹介する。フェラーリ時代のマセラティに乗る理由は「魂の邂逅」なのだという。マセラティとフェラーリとのコラボは「時代の奇跡が生み出した」コラボであり、その秘密は「跳ね馬魂が宿る熱狂的エンジン」にあるそうだ。

中古車情報誌としての実用的な記事、「クアトロポルテV遍歴」と「グラントゥーリズモ遍歴」で難儀なモデルツリーをおさらいしよう。「フェラーリの血が流れる中古車物件を拝見」では、マセラティを得意とする専門店に選び方を聞いている。気になるお宝中古車物件「マセラティの最適解」を発見できるか? 気になると言えばフェラーリ時代のマセラティは「壊れるか? 否か?」だ。これについても専門店に取材している。

マセラティ・グランスポーツ《photo by Maserati》 マセラティ・グラントゥーリズモ《photo by Maserati》 『カーセンサーEDGE』3月号《発行 リクルート》