ABT RS7-S《photo by ABT Sportsline》

アプト・スポーツライン(ABT Sportsline)は6月5日、アウディ『RS7スポーツバック』のカスタマイズモデル、ABT『RS7-S』を欧州で発表した。最大出力は720hpで、ベースモデルに比べて120hpのパワーアップが施されている。

直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」エンジンは、最大出力720hpを獲得する。ベース車両の600hpに対して、120hpの強化となる。最大トルクも96.8kgmを実現している。

ABTの最新モデルは、優れた性能だけでなく、エレガントなデザインも追求している。フロントリップ、サイドスカート、リアスポイラーなど、光沢のあるカーボンファイバー製のエアロダイナミクスパッケージが特徴だ。

また、ABTの排気システムとサスペンションスプリング、スポーツスタビライザーが前後のアクスルに装備された。4本のマットブラックステンレス製テールパイプトリム(直径102mm)と、22インチのABTハイパフォーマンススポーツホイール+285/30R22タイヤが、性能と外観をさらに強調している。

内装は、光沢のあるカーボンファイバー製のシフトノブカバー、RS7-Sロゴが入ったシートとフロアマット、ABTロゴが入ったスタートストップスイッチキャップとエントランスライトなどを装備した。

さらに、ABTスレッドスポーツサスペンションやアルカンターラ製のスポーツステアリングホイール(12時位置マーク付き)、光沢のあるカーボンファイバー製シフトパドル、シートフレームカバー、ダッシュボードカバーなどが、オプションで用意されている。

また、車両の保護のために、部分的または完全なパッケージとしての塗装保護フィルムもオプションで設定されている。

ABT RS7-S《photo by ABT Sportsline》 ABT RS7-S《photo by ABT Sportsline》 ABT RS7-S《photo by ABT Sportsline》 ABT RS7-S《photo by ABT Sportsline》