スズキ・カプチーノ(1991年)《写真提供 スズキ》

かつてのABCトリオの一角、スズキ『カプチーノ』が復活するというニュースが飛び込んできた。『ベストカー』6月26日号(発行:講談社ビーシー / 講談社)のスクープだ。

1998年に終売したこの名車は、今度は軽自動車ではなく1.3Lスポーツカーとして開発が進行中だという。登場すれば、マツダ『ロードスター』のライバルとなる可能性が高い。

日本にはかつて、軽自動車ながらゴーカートさながらの走りが楽しめるスポーツカーが3車種存在した。マツダ/オートザム『AZ-1』、ホンダ『ビート』、そしてスズキ『カプチーノ』である。これらはABCトリオと呼ばれ、いずれも終売しているが、カプチーノの復活は多くのファンにとって朗報だろう。

さらに、2024年から28年にかけて、日本のスポーツカー市場には新たな風が吹き込む見込みだ。『ベストカー』SCOOP班によると「トヨタ『GRスターレット』は2026年に登場する」という。それ以外にも、トヨタ『S-FR』、『MR2』、スズキ『コペン』など注目モデルが続々と登場しそうだ。

『ベストカー』編集部が情報を集約した結果、SCOOP情報は27モデルに及ぶという。2024年以降、国産スポーツカーの登場ラッシュが予想され、スポーツカーは新たな時代を迎えることが期待される。カプチーノの復活情報も、発端はGRスターレットに搭載するエンジンだったそうだ。

ダイハツ・ビジョン・コペン・コンセプト(ジャパンモビリティショー2023)《写真撮影 高木啓》 マツダ・ロードスター現行《写真提供 マツダ》 マツダEZ6コンセプト《写真提供 マツダ》 『ベストカー』6月26日号《発行 講談社ビーシー / 講談社》