アウディ A3 改良新型《photo by Audi》

アウディは3月12日、コンパクトモデル『A3』(Audi A3)の改良新型を欧州で発表した。4ドアセダンと5ドアハッチバックの「A3スポーツバック」が用意されている。

改良新型では、スポーティな外観、新しいデザイン要素、デジタル機能を備えてリニューアルした。選択可能なデイタイムランニングライトのシグネチャーや、車両機能をいつでも柔軟に購入できることで、高いカスタマイズ性を実現している。また、標準装備が大幅に拡充され、快適性を高めるための新素材が使用されている。

外装は、ヘキサゴナルでフレームレスのシングルフレームが特徴的で、よりフラットで幅広い構造になっている。大きな角型のサイドエアインテークと共に、A3のスポーティなキャラクターを象徴している。目を引くフロントスポイラーは、車両をより低く見せる効果がある。

リアも新しいバンパーと特徴的なディフューザーで、これまで以上にスポーティな印象を与える。Sラインのエクステリアでは、RSモデルにインスパイアされたデザイン要素が効果的に使用されている。ディストリクトグリーン、アスカリブルー、プログレッシブレッドといった表情豊かな外装色が、スポーティなルックスをさらに強化する。

照明デザインも大きく変更され、LEDおよびマトリクスLEDヘッドライトのデジタルデイタイムランニングライトは、ハウジングの上部に3列に配置された24ピクセル要素で構成されている。MMIを通じて、最大4種類のデジタルデイタイムランニングライトのシグネチャーを選択し、切り替えることができるようになった。

インテリアも外観に合わせて大幅に刷新された。シフトデザインやエアベント、装飾ファブリックのインレイ、新しい内装照明など、細部にわたる変更が加えられている。標準装備は、3本スポークのレザーステアリングホイールやエアコン、アンビエントライトパッケージ、フロントセンターアームレストなどが含まれる。

A3はデジタルで接続性に優れており、多数のコネクトサービス、オンデマンド機能、アプリストアを搭載している。標準装備としては、DAB+デジタルラジオ、10.1インチタッチディスプレイ、アウディバーチャルコックピット、インダクティブスマートフォン充電器がある。さらに、センターコンソールに2つのUSB C充電ポートが標準で備わり、オプションでMMIナビゲーションプラスやコネクトポートフォリオ、アプリストアへのアクセスが可能だ。

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