トヨタの大型電動SUV『bZ5X』が2025年初頭に登場するという(画像は予想CG)《APOLLO NEWS SERVICE》

トヨタは2021年12月、『bZ4X』に続く新たなbZシリーズの電気自動車(BEV)として、『bZスモールクロスオーバー』『bZ SDN』『bZコンパクトSUV』『bZラージSUV』の4車種を発表した。このうちの「bZラージSUV」が、『bZ5X』として登場するという。スクープ班がその姿に迫る。

今回取り上げるbZ5Xは、bZラージSUVの市販モデルにあたるBEVで、大型のSUVタイプなのが特徴だ。トヨタが米国で販売するSUV『ハイランダー』が採用する「TNGA」に基づいた「GA-K」プラットフォームの拡張バージョンを採用し、実質的にハイランダーに代わるBEVとなると思われる。

ボディサイズも全長197インチ(5000mm)近くに達し、ハイランダー並みに。パワートレインなど性能面での詳細は明らかになっていないが、バッテリーについてはサイズやSUVとしての用途を考えれば、bZ4Xに搭載される71.4kWhバッテリー以上の大容量となる可能性がある。航続距離、充電速度にも注目だ。

前後に1基ずつモーターを搭載したデュアルモーターによる全輪駆動(AWD)となるのは間違いないだろう。加速力、走破性に貢献するのはもちろん、最高出力についてもbZ4Xの218psから400psへ向上するとも噂されている。

bZ5Xのワールドプレミアは、2025年初頭と予想される。レクサスからも車体を共有した『エレクトリファイドSUV』の市販版として登場するだろう。

トヨタ bZ5X 予想CG《APOLLO NEWS SERVICE》 トヨタ bZラージSUV(コンセプト)《写真提供 トヨタ自動車》 レクサス エレクトリファイドSUV(コンセプト)《写真提供 レクサス》 トヨタ・ハイランダー《photo by Toyota》 トヨタ・グランドハイランダー《photo by Toyota》