
パガーニ・アウトモビリ(Pagani Automobili)は11月22日、新型ハイパーカーのティザー写真を公開した。
ティザー写真では、新型ハイパーカーの開発車両のリアスタイルを紹介した。テールランプやエグゾースストパイプの形状、ルーフのないオープンボディであることから、『ウアイラ・ロードスター』の新バージョンの可能性が高い。
『ウアイラ・ロードスター』の「BC」には、メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMG製のM158型6.0リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンをチューニングして搭載。最大出力は802hp/5900rpm、最大トルクは107kgm/2000〜5600rpmを引き出す。車両重量は1250kgへ軽量化された。
Xtrac社製の7速シーケンシャルトランスミッションは、フライホイールとクラッチのユニットが、トリプルディスククラッチ、電子制御ディファレンシャル、レーシングスタイルの3ウェイカップリングシステムで構成された。このトランスミッションシステムは、デュアルクラッチトランスミッションに比べて35%軽量化した。トランスバーサル構造は、車両全体の重量を軽減するだけでなく、オーバーステアを抑える効果を発揮する。
タイヤは専用のピレリ「P Zero Trofeo R」で、サイズは、フロントが265/30R20、リアが355/25R21。グリップ性能だけでなく、転がり抵抗が軽減されるよう設計された。ブレーキはブレンボ製で、フロントに6ピストンワンピースキャリパー、リアに4ピストンワンピースキャリパーを備えたカーボンセラミックシステムを採用していた。








