トヨタ自動車が、欧州で「HZ300e」という名称の商標登録を申請した。レクサスの新型車のネーミングの可能性がある。これは、EUIPO(欧州連合知的財産庁)が公式サイトで明らかにしたものだ。トヨタが11月17日、HZ300eという名称の商標登録を申請したことが記されている。
EUIPOの公式サイトでは、トヨタが11月15日に「HZ450e」、「HZ550e」の名称の商標登録を申請したことも記されている。レクサスが、『HZ』の名を付した新型車の欧州発売を計画している可能性がある。
3種類の名称のうち、HZ450eはレクサスブランド初のEV専用車の『RZ450e』を連想させる。RZ450eは欧州市場にも投入されており、モーター、トランスアクスル、インバーターを一体設計した新開発の「eAxle」を搭載する。欧州仕様車の場合、フロントのモーターが最大出力204hp、リアのモーターが最大出力109hpを発生する。システム全体で313hpのパワーと44.4kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。
動力性能は0〜100km/h加速が5.6秒、最高速は160km/hとした。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は71.4kWh。1回の充電で最大440kmの航続を可能にしている。
2035年までに全車をEVにする目標を掲げるレクサス。果たして、『RZ』に続くEVが、HZとして登場するのか。
レクサスの新型EVは『HZ』か、トヨタが商標登録を欧州で申請
2023年11月21日(火) 12時30分
関連ニュース
- 中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携 (04月25日 16時15分)
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)