BMWグループの独ライプツィヒ工場で生産を開始したMINI カントリーマン(クロスオーバー)新型《photo by MINI》

MINIは11月10日、小型SUV『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』に相当)の新型の生産を、BMWグループのドイツ・ライプツィヒ工場で開始した、と発表した。英国生まれのMINIブランド車が、ドイツで生産されるのは初めてだ。

BMWグループはライプツィヒ工場の技術と高い柔軟性を基盤に、製造における新たな道を切り拓こうとしている。新型は現在、BMW 『1シリーズ』、『2シリーズ・グランクーペ』、『2シリーズ アクティブツアラー』と同じラインで組み立てられている。

ライプツィヒ工場は、その柔軟な構造のおかげで、内燃エンジン車、プラグインハイブリッド車(PHEV)、EVという3つの異なるパワートレインを持つ2つのブランドを、すべて同じ生産ラインで生産できる。第3世代の新型には、ガソリン、ディーゼル、EVが用意され、高電圧バッテリーもライプツィヒ工場で製造される。

新型の全長は、従来型比でおよそ130mm伸びて4433mmに。全高も引き上げられて、1656mmになった。これにより、乗員のスペース性と快適性を追求している。一からデザインを見直したアルミホイールも、MINIの新しいデザイン言語の原則に則ったものだ。新型のアルミホイールは、彫刻のようなスポーク構造ではなく、強い色のコントラストを特長とするグラフィックデザインに力を入れた。これにより生じるサイズの錯覚は、外向きのスポークにより、さらに強調されるという。無駄を削ぎ落としたホイールデザインは、ややコンパクトな2次元のデザインで、空力特性の向上と航続の伸びにつながっている。

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