キャンピングカーメーカー・ホワイトハウスは東京ビッグサイトで開催中の「ジャパンモビリティショー2023」キャンピングカーエリアにて、フィアット『デュカト』ベースの「WHITE LINE CREW CAB TERRACE」を出展した。
WHITE LINE CREW CAB TERRACEは、周囲の目を引く後部のテラスと、前部をカスタムした「クルーキャブ」とをセットにした車両となっている。
前部クルーキャブはデュカトに2列目シートを増やし、5人乗りに設定したモデル。日本人の体型にあわせたシートや、乗り降りを快適にするソフトドアクローザーや2列目シートの窓を大きくし眺望をよくしたパノラマウインドウなど、実用性と安全性を兼ね備えたオリジナルのホワイトラインテクノロジーが装備されている。
「テラス」はリア下部にあるスペースからフロアをスライドさせ、テラスエリアを作り出す架装となっている。車内の広々としたキャビンに加え、外に大きくテラスが出るため、もはやクルマとは思えないスペースを確保することができる。
当日の架装では前部と後部の間にスクリーンが設置されていたが、これを取り外せば車内での移動も可能となっているそう。また、展示されているモデルはテラス部分が左に大きく広がる2枚のパネルとなっていたが、実際のモデルではバランスを取るため、左右にそれぞれ半分ずつ、計3枚のパネルになるよう改良版が作られているという。
価格は985万円。標準の装備はシンプルだが、圧倒的な居住空間と積載性から、くつろぎモーターホームとしての活用やショップやイベントなどワークスペースとしての活用など、様々な可能性を秘めたモデルとなっていた。
