
フレックスとトノックスは、共同で製作している『コンバージョンEVランドクルーザー60』を、10月25日から(一般公開は28日から)11月5日まで、東京臨海新都心の東京ビッグサイトを中心に開催される「ジャパンモビリティショー2023(JMS 2023)」に出展する。
ランドクルーザーとハイエースを専門販売するフレックスと、車体製造・特装車架装メーカーであるトノックスは、ランドクルーザー60を電気自動車にする共同事業「ランクル60コンバージョンEVプロジェクト」を発足。「クルマは単なる移動手段ではなく、家族や友人、大切な人達と過ごした思い出が詰まったかけがえのないものである」という想いの下、クルマの見た目は”あの時”と変わらぬ昔のまま、だけど動力源はエンジンではなく電気モーター、そんな夢のクルマの製作に挑んでいる。
プロジェクト第1弾として選んだのは1982年製のランドクルーザー60。まず、EV仕様に合わせてボディを改造するために分解作業から製作を開始した。損傷していたボディのサイドシル部分は、熟練の手仕事により補修。EV化するためにVCU(ビークルコントロールユニット)、モーターを取り付け、電気配線を行い、後部(トランク)にはバッテリーを搭載した。最後に塗装を行いコンバージョンEVランドクルーザー60が完成した。
両社は完成車について、バッテリーの容量により走行距離は変動するが、ランクル60はスペースが広いため、トランクだけでなく、様々な位置にバッテリーを搭載すれば、かなりの延伸が期待できるとコメントしている。
















