模擬運転台《写真提供 両備ホールディングス》

両備グループは、バスに関する移動型の博物館「ミュージバス」の運行を10月13日から開始した。岡山駅〜西大寺バスセンター間と福山駅〜府中間を中心に運行する。

公共交通のサステナビリティ確保と地域の脱炭素への貢献を目指し、2023年度より推進している「進・宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」。本プロジェクトでは、今までで10台以上の面白企画バスが生まれており、以前には、1日に1台、しかも夜間にのみ運行する幸運のプラネタリウムバス、梅雨の時期に傘の販売やタオルの提供等をバス内で行った、あなたに向き合いバスが実際に期間限定で運行した。

今回のミュージバスは、プロジェクトで14個目の企画。構造が一部スケルトンになっている車両と、模擬運転台や歴史が展示されている車両が、それぞれ岡山市と福山市を移動式のバス博物館のごとく運行する。

また、11月3、5日にはバスのお仕事バックヤードツアーを開催。普段見ることが出来ない、バス下部構造の見学や、ワンマン機器の操作などの体験が可能となっている。

両備グループのミュージバスは、11月30日までの運行を予定している。

運転手さんの制服展示《写真提供 両備ホールディングス》 左上:スケルトンドアエンジン(降車口|ドアの開閉の仕組みが分かる)、左下:電気機器を集中制御している「リレーボックス」、右上:スケルトン整理券器、右下:スケルトン運賃箱《写真提供 両備ホールディングス》 車内でガチャガチャ《写真提供 両備ホールディングス》 中国バスの歴史紹介《写真提供 両備ホールディングス》 写真左から、アルコール検知器、給油機(給油ノズルは抜けない)、バス整備で使用する実際の工具(全13種類)《写真提供 両備ホールディングス》 バス業界で働く社員がとにかくカッコよく見えるポスター《写真提供 両備ホールディングス》 ステッカーで一日のお仕事紹介(全8枚)《写真提供 両備ホールディングス》 触れて学べる! 動くバスがミュージアム「ミュージバス」《写真提供 両備ホールディングス》