ロータスの新型EVセダン「タイプ133(仮)」プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

EVメーカーとして舵を切った名門ブランド、ロータス。続々と新型EVが発表されるなか、今回は開発が進められている新型EVセダン『タイプ133』(仮称)の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

◆2024年の発表に向け、詳細が見えてきたEVセダン
目撃したプロトタイプは、迷彩柄のラッピングが施されているもののほぼ生産準備が整っているように見える。L字型のスリムなデュアルLEDライト、その直下にバンパーに組み込まれた3連ヘッドライトがはっきりと確認できる。バンパー開口部にはアクティブシャッターが備わるとみられる。

側面を見ると、セダンというよりも4ドアクーペのような流麗なシルエットを確認できる。サイドミラーはカメラ式のデジタルサイドミラー、ドアハンドルはフラッシュマウント(飛び出すタイプ)とするなど、先進的な装備も盛り込まれている。

足回りには、強力なブレーキシステムでバックアップされた巨大なホイールが装着されていることがわかる。またルーフには、半自動運転システムで使用されるLiDARも装着されているようだ。後部のテールライトはプレースホルダー(ダミー)だが、その下にはスリムなテールライトとイルミネーションストリップが隠されているだろう。

キャビン内は15.1インチのディスプレイを備えたインフォテインメントシステムや、運転手と助手席用の小型ディスプレイが搭載されるだろう。さらに4ゾーンの空調システム、アンビエント照明システム、KEFオーディオシステムなども期待できる。これらの多くは、既発のSUV『エレトレ』と共通のものとなるだろう。

パワートレインもエレトレと共有される可能性がある。つまり112kWhのバッテリーパックを積み、最高出力612ps、最大トルク710Nmを発揮するデュアルモーターによる全輪駆動システムが期待できるということだ。

また、より高いパフォーマンスを求める顧客には、最高出力905ps、最大トルク726Nmを発揮する「R」を用意し、ライバルのポルシェ『タイカン』を圧倒するだろう。エレトレRは0-100km/h加速2.95秒だが、タイプ133ではボディ形状や重量のアドバンテージから2.8秒程度まで短縮されるとみられる。

ワールドプレミアは今年後半に行われ、2024年から販売されることがわかっている。一方、車名は依然として明かされておらず、ロータスの伝統にしたがって『エヴァイア』や『エチュード』などのように「E」で始まる名称が予想されているが、ロータスはそれを否定している。

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