スズキ ジクサー250(2022年)《写真提供 スズキ》

スズキは7月27日、軽二輪ネイキッドスポーツ『ジクサー』のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2022年6月7日から10月20日に製造された104台。

対象車両は、熱処理機のプログラム調整ミスによりエキゾーストカムシャフトの熱処理が不適切なため、表面硬度が不足しているものがある。そのため、エキゾーストカムシャフトが異常摩耗して異音が発生し、そのまま使用を続けるとエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、エキゾーストカムシャフトを良品と交換する。

不具合および事故は起きていない。海外市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《写真提供:国土交通省》