EVモーターサイクル(プロトタイプ)フルカウル《photo by Kawasaki》

カワサキモータースジャパンは、7月14・15日に神戸市の旧居留地明石町筋で開催される「JAIA(日本自動車輸入組合)輸入電動車普及促進イベント」にEVモーターサイクル(プロトタイプ)を参考展示する。

今回開催されるのはJAIA初の一般向け電動車展示イベント。神戸旧居留地メインストリートにJAIA会員の最新の輸入電動車28台が集結する。輸入電動車の認知向上や電動化に関する課題(充電インフラ、整備人材関係、リサイクル等)を意識した展示を行い、持続可能なモビリティの最前線を紹介する。

カワサキはこのイベントに地域連携企業として出展。昨年ミラノショーへ出品したEVモーターサイクル(プロトタイプ)2台を参考展示する。EVモーターサイクルは2023年に欧州で発売予定のカワサキ初のモーターサイクル型電動二輪車で、ネイキッドタイプ『Z』とフルカウルタイプ『Ninja』の2機種。両モデルはEUのA1ライセンス(125cc以下かつ最高出力11KW以下)に対応し、近距離コミューターとしての活用を想定。取り外しが可能なリムーバブルバッテリーバック(約12kg)を2個搭載し、バッテリー容量は最大3.0kWhとなる。

このほか、6月30日に国内販売を予定している電動3輪ビークル『noslisu』(ノスリス)シリーズのフル電動仕様(要普通自動車運転免許)『noslisu e』も合わせて展示する。

EVモーターサイクル(プロトタイプ)ネイキッドタイプ《photo by Kawasaki》 カワサキ noslisu e《写真提供:カワサキモータースジャパン》 JAIA輸入電動車普及促進イベント in 神戸《イラスト提供:日本自動車輸入組合》 会場周辺図《地図提供:日本自動車輸入組合》