ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は4月26日、『3シリーズ』および『4シリーズ』の燃料タンクに不具合があるとして、国土交通省に追加リコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは3シリーズおよび4シリーズの合計14車種で、2012年6月6日〜2018年3月29日に製造された1万7694台。
同社は燃料タンクの不具合により、2018年3月29日付けで1万4957台を、2019年6月14日付けで2万3746台を、2020年9月14日付けで5万0139台をリコール。さらに対象範囲の拡大が必要だったことが判明したため、追加でリコールを届け出た。
不具合の原因は、燃料タンクの製造が不適切なため、タンク上部に取り付けられたカバープレートが正しく溶接されていないものがあるというもの。そのため、走行振動などにより溶接部に亀裂が生じ、そのままの状態で使用を続けると、亀裂部位から燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料タンクを良品に交換する。
不具合は38件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。
対象車種
●3シリーズ……318i、320i、320iグランツーリスモ、328iグランツーリスモ、330i、340i、M3
●4シリーズ……420i、420iグランクーペ、430i、430iグランクーペ、440i、440iグランクーペ、M4
BMW、燃料タンク不具合で4度目のリコール…3&4シリーズ14車種1万7000台
2023年04月26日(水) 22時00分
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