日産アリアのコンビネーションメータ《写真提供:日産自動車》

日産自動車は4月13日、クロスオーバーEV『アリア』のコンビネーションメータに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2022年2月18日〜9月9日に製造された709台。

対象車両は、コンビネーションメータのメモリ制御プログラムが一部不適切なため、グラフィックデータのメモリの一部を使用した場合に読み込み不可となる場合がある。この場合、次回走行時にメータが表示と非表示を繰り返し、速度計や各種警告灯など運転に必要な情報が確認できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、コンビネーションメータのプログラムを修正する。

不具合は15件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《図版提供:国土交通省》 日産アリア《写真提供:日産自動車》