トヨタ自動車のインドネシアにおける車両販売会社、トヨタ・アストラ・モーター(TAM)は3月11日、コンパクトカー『アギア』(Toyota Agya)の新型を発売した。現地ベース価格は、1億6700万ルピア(約145万円)だ。
初代アギアは2013年、インドネシアで発売された。ダイハツが企画・開発し、ダイハツのインドネシアにおける車両生産会社のアストラ・ダイハツ・モーターで生産し、TAMがトヨタブランドで販売してきた。ダイハツブランド向けは、『アイラ』を名乗る。両モデルは、エントリーユーザー向けのファミリーカーとして、インドネシアで支持されてきた。
10年ぶりにモデルチェンジを受けて登場した新型アギアは、2世代目モデル。都市のモビリティに対応する信頼性の高いシティカーを目指した。新しいプラットフォームを採用してキャビンスペースを拡大しながら、ボディサイズはコンパクトを維持した。新型アギアのボディサイズは、全長3760mm、全幅1665mm、全高1505mm、ホイールベース2525mm。トランクの長さを610mm延長することで、積載性を高めている。
新型アギアには、「GRスポーツ」が設定される。スポーティハッチバックの空力性能をさらに向上させるために、専用のエアロキットを装着した。サスペンションには、専用のショックアブソーバーとスプリングを採用。電動パワーステアリングはギア比が変更されており、操縦時の機敏性を引き上げている。
パワートレインは、全車が新開発の1.2リットル直列3気筒ガソリンデュアルVVT-iエンジンを積む。最大出力は88ps、最大トルクは11.5kgmを引き出す。燃費は21km/リットル 、としている。
「GRスポーツ」も選べるトヨタの新コンパクト、『アギア』新型…インドネシア発売
2023年03月14日(火) 11時15分
関連ニュース
- 中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携 (04月25日 16時15分)
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- アルファロメオ初のEV『ミラノ』、航続410km…スポーティ電動コンパクトカー登場 (04月11日 09時30分)
- 新型コンパクトカー『ミラノ』発表!…BEVでもアルファロメオという自負 (04月11日 19時30分)
- ロバンペラとケングシが360ドリフトターン!! ハッピーセット『トミカ』10周年…トヨタGAZOOレーシングコラボ企画始動 (04月04日 17時30分)