ホンダの着脱式可搬バッテリーを搭載するヤマハモータープラットフォームコンセプト《写真提供 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は、3月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーWeek 春」内「国際スマートグリッドEXPO」のホンダブースにコンセプトモデル「ヤマハモータープラットフォームコンセプト」を展示する。

スマートエネルギーWeek 春は、世界最大級の新エネルギー総合展だ。「FC EXPO 水素・燃料電池展」「PV EXPO 太陽光発電展」「二次電池展」「スマートグリッドEXPO」「WIND EXPO 風力発電展」「バイオマス展」「ゼロエミッション火力発電 EXPO」の6つの展示会で構成。スマートグリッドEXPOでは、VPP(仮想発電所)やDR(デマンドレスポンス)関連技術、エネルギーマネジメントシステム、蓄電池、EV活用などが出展され、世界各国から専門家が来場する。

ヤマハモータープラットフォームコンセプトは、ヤマハ発動機で研究開発中の1〜2人乗りパーソナル低速モビリティの汎用プラットフォームコンセプト。パワーユニットに同社製の電動モーターを、バッテリーには着脱式可搬バッテリー「ホンダモバイルパワーパック e:」を搭載している。ヤマハ発動機ではこのプラットフォームをベースに、多様な低速モビリティへの展開を想定している。

今回の展示は、小型低速EV領域での汎用プラットフォームの市場機会を探索するとともに、その実現性やビジネスの可能性を調査することを主な目的としている。

ホンダモバイルパワーパック e:《写真提供 本田技研工業》