ポラリスレンジャーXP1000TRの4輪クローラーシステム&スノープラウ装備バージョン。見た目が厳つい!《写真撮影 関口敬文》

2月6日まで、幕張メッセで開催中の「ジャパンキャンピングカーショー2023」。防災展示のエリアにひときわ厳ついバギーが展示されている。これは『ポラリスレンジャークルー』というポラリス社のバギー。

日本では株式会社ホワイトハウスが取り扱いを行っており、東京消防庁即応対処部隊でも使用しているマシンだ。展示中の車両は通常のオフロードタイヤではなく、4輪クローラーシステムを装備し展示されていた。4輪クローラーシステムはどのシーズンでも使用できるが、展示モデルは雪エリアでの使用が想定されているようで、車体前方には雪をかき集めるスノープラウシステムが装備されていた。

ベース車両の『ポラリスレンジャーXP1000TR』は、排気量999ccで82HPを発生するDOHCエンジンを搭載。通常のタイヤモデルの場合、車重が約800kgしかない。ホワイトハウスでは公道走行可能なモデルも昨年末より販売を開始。大型特殊自動車の区分なので普通免許だけでは公道で走行はできないが、比較的短期間(技能講習は6時間)で免許取得は可能とのこと。ポラリスレンジャーに乗って近所にお買物なんて最高にクールかも!?

『ポラリスレンジャークルー』は東京消防庁即応対処部隊でも使用しているとのこと。《写真撮影 関口敬文》 4輪クローラーシステムは草地や雪上などでも高い走破性を誇る。《写真撮影 関口敬文》 ナンバーがついているので公道走行も可能。《写真撮影 関口敬文》 クローラーのついた車両を見ることは珍しい。《写真撮影 関口敬文》 リアの荷台部分。ペイロードキャパシティは400kgにもおよぶ。《写真撮影 関口敬文》 運転席は至ってシンプル。《写真撮影 関口敬文》 汚れが気にならないようにシートはビニールタイプ。リクライニング機構はない。《写真撮影 関口敬文》 ドリンクホルダー、グローブボックスなどは装備されている。《写真撮影 関口敬文》 スノープラウが装備されていた。《写真撮影 関口敬文》 なかなか見る機会が少ない装備品だ。《写真撮影 関口敬文》 ウインチシステムを使ってスノープラウを上下に動かす仕組み。《写真撮影 関口敬文》 フロントのクローラー部分。《写真撮影 関口敬文》 リアのクローラー部分はフロントより大きい。《写真撮影 関口敬文》 11インチ(27.9cm)トラベルのサスペンションはZF製。《写真撮影 関口敬文》 防災展示のエリア。《写真撮影 関口敬文》