1998年製のスバル・インプレッサ S5 WRC《photo by SILVERSTONE AUCTIONS》

英国のシルバーストンオークションは1月30日、スバル『インプレッサ』のラリーマシンが2月25日、英国で開催される「Race Retro Classic and Competition Car Sale 2023」に出品されると発表した。

1997年、WRCはレギュレーション変更により、参加メーカーの多くがWRカーに移行した。当時のスバルは初代『インプレッサ』の2ドアクーペ、『リトナ』をベースにWRカーを開発し、WRCに参戦している。

今回オークションに出品される車両のナンバープレート「P2 WRC」はもともと、1997年のWRC「ラリー・モンテカルロ」において、今は亡きコリン・マクレーと、ナビゲーターのニッキー・グリストが乗ったマシンに装着されていたものだ。しかし、このマシンはラリー・モンテカルロで事故を起こし、勝利を逃した。その後、「P2 WRC」のナンバープレートは、1998年製のスバル『インプレッサ S5 WRC』に移植され、数々のラリーで活躍している。

なお、2月25日のオークションでの予想落札価格に関して、主催者は、34〜38万ポンド(約5465〜6110万円)と発表している。

1998年製のスバル・インプレッサ S5 WRC《photo by SILVERSTONE AUCTIONS》 1998年製のスバル・インプレッサ S5 WRC《photo by SILVERSTONE AUCTIONS》 1998年製のスバル・インプレッサ S5 WRC《photo by SILVERSTONE AUCTIONS》 1998年製のスバル・インプレッサ S5 WRC《photo by SILVERSTONE AUCTIONS》