アウディ A4 アバント 現行型(参考)《photo by Audi》

アウディ(Audi)が、主力モデルの『A4』と『A5』シリーズの次期型を電動化する。アウディが12月20日、明らかにした。

アウディは次期A4とA5シリーズを、ドイツ・インゴルシュタット工場で生産する予定だ。生産開始の当初は、内燃エンジン車も組み立てられるが、徐々に電動モデルに取って代わるようになるという。

アウディは2033年までに内燃エンジンの生産を段階的に終了する計画だ。アウディは2026年以降、グローバル市場で発売する新型車は、EVのみにしていく。

アウディが内燃エンジンの生産を終了するタイミングは、最終的には顧客の需要と、各市場の内燃エンジン車の販売禁止などの法律によって決定されるという。アウディは2033年以降も、中国では内燃エンジン車に対する需要が続くと予想しており、現地で製造された内燃エンジンを搭載した車両が、2033年以降も中国市場に供給される可能性があると見込んでいる。

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