スズキ ジクサー《写真提供 スズキ》

スズキは12月21日、250ccスポーツバイク『ジクサー』のイグニッションスイッチ配線に断線のおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2021年1月13日から2022年9月6日に製造された3632台。

今回のリコールは、イグニッションスイッチの配線固定位置が不適切なため、ハンドル最大操作時に強く屈曲する箇所があり、断線するおそれがあるというもの。そのため、そのまま使用を続けると、断線しによりエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、イグニッションスイッチの配線を対策品と交換し、配線の固定位置を変更して、結束バンドで右ハンドルスイッチの配線に固定する。

不具合は58件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《図版提供:国土交通省》