メルセデスベンツ E200スポーツ《写真撮影 山内潤也》

メルセデス・ベンツ日本は12月13日、『Eクラス』『CLSクラス』13車種について、バッテリー配線が外れるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2018年1月29日〜2022年9月30日に輸入された1万1008台。

対象車両は12Vバッテリーの固定方法が不適切なため、事故などの衝突時の負荷に耐えられず、固定場所から動く可能性がある。そのため、バッテリー配線が外れることで、最悪の場合、衝突後の安全機能(緊急通報サービス、電動シート調整、非常点滅表示灯、自動ドアロック解除)が適切に作動しないおそれがある。

改善措置として、全車両、12Vバッテリーの固定部位に追加の固定具を装着する。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

対象車種
Eクラス
E200、E200 4マチック、E200ステーションワゴン、E200 4マチック ステーションワゴン、E220d、E220dステーションワゴン、E220d 4マチック オールテレイン、E450 4マチック、E450 4マチック ステーションワゴン、メルセデスAMG E53 4マチック+、メルセデスAMG E53 4マチック+ ステーションワゴン

CLSクラス
CLS450 4マチック、メルセデスAMG CLS53 4マチック+

改善箇所《写真提供:国土交通省》 対象車種《表提供:国土交通省》 対象車種《表提供:国土交通省》 対象車種《表提供:国土交通省》 対象車種《表提供:国土交通省》