4年に1度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会が開幕。開会式に続いて未明に行われた開幕戦は、南米のエクアドルと、初出場で開催国のカタールが対戦し、エクアドルがカタールを2-0で破った。
日本でも未明の中継にもかかわらず、多くのサッカーファンが観戦していたとみられるが、大半の試合は日本時間で深夜から早朝のため、12月18日の決勝戦まで寝不足を心配する人も少なくないだろう。
きょうの各紙も「中東初、熱く開幕」などとカタールW杯関連の記事が目立つ。7大会連続7度目の出場となる日本は、11月23日にドイツ、4日後の27日にコスタリカ、12月1日にスペインと対戦するが、日本代表の活躍によっては国内でも様々な経済波及効果も期待されるようだ。
例えば、W杯予選など今年の勝利試合の翌日は常に上げ相場だったことに着目。日本代表が勝利すれば、翌日の日経平均株価に好影響が及ぶというリポートを三井住友DSアセットマネジメントがまとめた。記事によると、今年は日本代表が勝ち、その翌日が平日だった6回とも、平均株価の終値は前日比で上昇。地上波放送のあった5回は上げ幅が大きく、7月19日の東アジアE-1選手権で香港に大勝した翌日は718円高となったなどと分析。
最近は株価も景気も勢いはないが、「戦いぶり次第で盛り返すとみて、市場参加者も日本の健闘に期待している」とも伝えている。さしあたり、“森保ジャパン”の戦いとともにドイツ戦後の11月24日の株価の動きにも目が離せない。
2022年11月21日付
●寺田総務相更迭、閣僚1か月で3人、後任に松本元外相(読売・1面)
●車業界電力「6割非化石」経産省30年度目標(読売・2面)
●トランプ氏「ツイッター」永久停止から復活、マスク氏アンケート賛成51.8%、反対48.2%(読売・4面)
●脱炭素ぬぐえぬ温度差、COP27「化石燃料削減」折り合えず、日本弱い存在感(朝日・3面)
●97歳暴走歩道を数10メートル、過失致死疑い逮捕、免許更新時異常なし(産経・20面)
●鉄道150年未来への課題(日経・25面)
●中東初のW杯、ドーハ沸く、酷暑対策、競技場には冷気バブル、ホテル不足、クルーズ船で宿泊も(日経・31面)
W杯カタール大会開幕、日本代表と株価の関係[新聞ウォッチ]
2022年11月21日(月) 08時53分
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