ホンダ WR-V《photo by Honda》

ホンダのインドネシア部門は11月2日、新型コンパクトSUV『WR-V』(Honda WR-V)をワールドプレミアした。2021年11月に発表された『SUV RSコンセプト』の市販版となる。

WR-Vのフロントには、立体的デザインのグリルと、スポーティなダーククロームのアクセントを備えたスリムなLEDヘッドライトが採用された。シーケンシャルウインカーも装備する。リアにはLEDバーをレイアウトした。最低地上高は220mmと、クラス最高を確保している。

ドライバー正面には、4.2インチのTFTディスプレイを装備した。「ホンダ・センシング」の状態や平均燃費、走行距離などの情報を表示する。ダッシュボード中央には、スマートフォン接続やハンズフリー通話など、さまざまな機能を備えた7インチタッチスクリーン付きオーディオディスプレイを装備している。

パワートレインには、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載した。クラス最高レベルの最大出力121ps/6600rpm、最大トルク14.8kgm/4300rpmを発生する。トランスミッションには、力強い加速性能と4%の燃費向上を可能にする「G-design」シフト技術を採用したCVTを組み合わせている。

ホンダ WR-V《photo by Honda》 ホンダ WR-V《photo by Honda》