ルノーのコンセプトカーのティザー写真《photo by Renault》

ルノー(Renault)は10月4日、フランスで10月17日に開幕するパリモーターショー2022において、ルノー『4』(キャトル)に敬意を示したコンセプトカーを初公開すると発表した。

ルノー4は1961年に発表された。コンパクトボディに広い室内空間を備えていたのが特徴だった。あらゆるシーンで使い勝手の良いルノー4は、20世紀後半のカーライフを代表する車のひとつだ。1961年の発売から1992年までの30年間に、800万台を超えるルノー4が、ルノーのフランス工場から世界約100か国の顧客に届けられた。とくに、フランスでは乗用車史上最多の生産台数を記録し、「クルマのジーンズ」と称されている。フランス本国では、ルノー『4L』(キャトレール)と呼ばれる。

ルノーはパリモーターショー2022において、このルノー4に敬意を示したコンセプトカーを初公開する予定だ。誕生60周年を迎えたルノー4だが、ティザー写真からは、コンセプトカーがクロスオーバー車になるのが見て取れる。

ルノーのコンセプトカーのティザー写真《photo by Renault》 ルノー 4(1961年)《photo by Renault》