テスラ・ボット《photo by Tesla》

話題作りには事欠かない米電気自動車(EV)大手のテスラが、カリフォルニア州で開いたイベントで、人型ロボット『オプティマス』の試作機を公開したという。

きょうの読売が「テスラ人型ロボット『発進』 数年以内、290万円以下」というタイトルで報じている。それによると、価格は2万ドル(約290万円)以下で、米メディアによると数年以内に生産が始まる見通しという。

テスラが公開した人型ロボットはオフィス内で段ボールを運んだり、植物に水をやったりする動画を公開。試作機の重さは73キログラム、身長は約170センチで、EVで使う半導体や人工知能(AI)を搭載し、運転支援機能のセンサー技術などを用いたとも伝えている。

テスラは2021年8月、人型ロボットの開発に乗り出したことを明らかにしていたが、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「車の生産と同じシステムを採用することで、低コストでの大量生産が可能になる。車よりもはるかに安くなるだろう」と話していたそうだ。

人型ロボットといえば、EV戦略を強化するホンダが、20年以上も前から開発した二足歩行の『ASIMO』(アシモ)がよく知られていたが、今年の3月末に東京・南青山の本社ショールームで開いた実演を最後に現役を引退するとともに、開発チームも“お家の事情”により解散している。


2022年10月3日付

●Tポイント・Vポイント統合、会員計1億2200万人、24年春めど(読売・1面)

●内閣支持続落45%、不支持46%初の逆転、本社世論調査(読売・1面)

●社説・日野自動車不正、重い処分を深刻に受け止めよ(読売・3面)

●テスラ人型ロボット「発進」数年以内、290万円以下(読売・4面)

●岸田内閣不支持50%、支持は横ばい40%、国葬実施「評価せず」59%(朝日・1面)

●道幅狭い地域巡るバス、18日から中野区導入へ、実証実験(東京・21面)

●こちら特報部、日野の不正根元に社風(東京・22面)

●ガソリン補助金「円安対策」色濃く、既に3兆円見えぬ出口(日経・3面)

●小田急新宿本館、55年の営業に幕、駅西口再開発で建て替え(日経・7面)

●核心・日野の不正が映す組織の闇(日経・8面)

テスラ・ボット《photo by Tesla》 テスラ・ボット《photo by Tesla》 テスラ・ボット《photo by Tesla》 テスラ・ボット《photo by Tesla》