ポルシェ・タイカン《photo by Porsche》

ポルシェジャパンは9月28日、『タイカン』など6車種について、ブレーキブースター警報に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはタイカンのほか、『タイカン4』、『タイカン4S』、『タイカン ターボ』、『タイカン ターボS』、『タイカンGTS』の合計6車種で、2020年10月19日から2022年7月21日に輸入された1334台。

対象車両は、ブレーキブースター警告装置において、インストルメントクラスタのプログラムが不適切なため、ブレーキブースターの故障時に警告灯が点灯せず、警告メッセージ確認後には誤った警告灯が点灯し、保安基準に適合しないおそれがある。

改善措置として、全車両、インストルメントクラスタを対策プログラムに書き換える。

不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像提供 国土交通省》