HKS ハイパーマックスR GRヤリス用《写真提供 HKS》

チューニングパーツメーカーのHKSは、スポーツサスペンションの最上位モデル「ハイパーマックスR」シリーズにトヨタ『GRヤリス』用を設定し、8月下旬より販売を開始した。

ハイパーマックスRはHKSが培ってきた技術力を集結し、新たなシリーズとして進化させた高性能サスペンション。意のままに操る楽しさと、サーキットからワインディングまで適応する懐の深さを備え、走り心地を磨き上げた「究極のマルチパフォーマー」として仕上げている。

熱ダレに強い高粘度の新開発専用ダンパーフルード「SRF(Super Response Fluid)」は、微低速域から減衰が立上がることで、確かなハンドリングと収まりの良さ、高い安定性を実現した。また、新規開発の高強度線材の専用スプリング「LVS(Low Vibration Spring)」は優れたレスポンスと雑味のない乗り味を提供。さらにスプリング上部にはリテーナーを標準装備し、サイドフォースが発生せず低フリクション化を実現。姿勢変化にしっかりと追従し、走行安定性を向上させた。

新商品は専用の減衰力調整ダイヤル(リヤ用)を付属することで、車高が低くてもジャッキアップなしに減衰調整が可能。最新スペックの部品を採用することでダイヤルの変化量が多く、幅広いセッティングが可能になった。

スプリングレートはフロント118/リア157N/mmで前後ともに±20N/mmの変更が可能。車高はフロントが−1〜−126mm、リアが−2〜−82mmまで調整できる。価格は42万6800円。

HKS ハイパーマックスR GRヤリス用《写真提供 HKS》 ハイパーマックスR専用新開発オイル 「SRF」《写真提供 HKS》 ハイパーマックスR専用スプリング 「LVS」《写真提供 HKS》 スプリングリテーナー《写真提供 HKS》 デュアルPVS:デュアルプリロードバルブシステム《写真提供 HKS》 WRニードル:ワイドレンジ減衰力調整機構《写真提供 HKS》 アドバンスドバンプラバー《写真提供 HKS》