ステランティス(Stellantis)は7月28日、2022年上半期(1〜6月)の決算を発表した。2年連続で増収・増益を達成している。
ステランティスの2022年上半期決算は、売上高が879億9900万ユーロ(約12兆0665億円)だった。前年同期の753億1000万ユーロに対して、17%増と2年連続で増加した。
また、上半期の純利益は、79億6000万ユーロ(約1兆0915億円)だった。前年同期の59億3600万ユーロに対して、34%増と2年連続で増加している。
2年連続で増収・増益を達成したのは、価格の上昇、利益率の高い大型車の販売好調、為替相場などの効果によるものだ。
カルロス・タバレスCEOは「要求の厳しいグローバル市場において、DareForward2030戦略を進め、大胆に電動化を実行していく」と述べている。
ステランティスは、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルス)とPSAグループの合併によって誕生した新会社。両社の対等合併によって、トヨタグループ、フォルクスワーゲングループ、ルノー日産三菱アライアンスに次いで、世界第4位の自動車グループとなっている。
ステランティス、純利益は34%増 2022年上半期決算
2022年07月29日(金) 16時30分
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