ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》

ブラバス(BRABUS)は6月30日、新型メルセデスベンツ『Cクラスステーションワゴン』のカスタマイズプログラムを欧州で発表した。ディーゼルエンジン搭載車は、ブラバス『D30』と名付けている。

◆2.0リットル直4ターボディーゼルは最大トルク61.2gmを獲得
ベース車両は、ディーゼルエンジン搭載の「C300 d」グレードで、エンジンコンピュータを中心にチューニングした。このコンピュータを中心にしたアップグレードが、「BRABUS D30 PowerXtra」だ。BRABUS D30 PowerXtraには、コントロールユニットを標準のエンジン電子機器に適合させるためのプラグ&プレイワイヤーハーネスが付属する。キットはプラグ&プレイシステムにより、簡単にインストールできるという。

BRABUS D30 PowerXtra をインストールすると、2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力が265hpから310hpに45hp向上。最大トルクは56.1kgmから61.2gmへ、5.1kgm引き上げられた。

トランスミッションは9速AT。0〜100km/h加速は5.6秒と、ベース車両の5.8秒から、0.2秒の短縮を果たす。最高速は250km/hでリミッターが作動する。

◆空力性能を追求した外装パーツ
BRABUSフロントフラップやLEDロケーターライト付きのBRABUSフロントスカートインサートを用意した。LED付きのフロントインサートは、BRABUSアイデンティティを完成させる、と自負する。2ピース構成のフロントスポイラーコーナーは、エアロダイナミクスを強化するとともに、シンプルでモダン、高いフィット感を備えており、最適なデザインと高い安定性が特長になるという。

足元には、鍛造ホイールのBRABUSモノブロックZ「プラチナエディション」を装着した。最新の製造プロセスと独自の「シグネチャーブラック」仕上げにより、スポーティな外観と高い強度を両立することを狙う。また、軽量化により、安定性と最適なハンドリングを追求した。 BRABUSスポーツスプリングを装着することで、車高を最大30mm下げることが可能。低重心化によって、ドライビングダイナミクスを引き上げるという。

ブラッククローム仕上げのBRABUSエキゾーストチップがリアエンドを引き締める。このクワッドエキゾーストテールパイプは、純正のエキゾーストまたはAMGラインエクステリアパッケージと、同時に取り付けることができる。ブラッククローム仕上げで、直径は90mmの2本のテールパイプが備わる。

◆アルミ製ペダルパッドやステンレス製エントリーパネル
室内には、BRABUSマスターピースインテリアを装備することができる。インテリアのアンビエントライトは、照明の色が変わる。カーボン製ドアシルトリムは、ブラバスのロゴが照明により照らされる。BRABUSドアラッチピンやアルミ製ペダルパッドも、インテリアのスポーティ性を高めるアクセサリーとして用意されている。

カーボン製ドアシルトリムには、ステンレス製のBRABUSエントリーパネルが2ピースセットで組み込まれる。LEDで照らされたBRABUSのロゴは、白く点灯する。BRABUSペダルパッドは、スポーティなルックスと安全なグリップが追求されており、マット仕上げの陽極酸化アルミニウムで作られている。

ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》 ブラバス D30(メルセデスベンツ Cクラス・ステーションワゴン 新型ベース)《photo by BRABUS》