パワスロNA《写真提供 ブリッツ》

ブリッツはパワーアップするスロットルコントローラー「POWER THRO(パワスロ)」に、NA車・ハイブリッド車対応の「パワスロNA」を新設定し、6月より販売を開始した。

パワスロは、アクセルレスポンスを自在に制御可能する「スロコン」機能に加えて、同時にパワーアップまでを実現した次世代の電子パーツ。視認性の高いVA液晶を採用したコントローラー、スロコンユニット、パワーユニット、車種別専用ハーネス、取り付けに必要な物がすべて揃った車種別専用のパッケージとなっている。今回、NA車・ハイブリッド車対応の「パワスロNA」を新設定。トヨタ『86』/スバル『BRZ(FA20)』、トヨタ『GR 86』/スバル『BRZ(FA24)』、トヨタ『ハイエース(2TR-FE)』、トヨタ『ヤリスHV/ヤリスクロスHV(M15A)』、トヨタ『GRヤリスRS(M15A-FKS)』、ホンダ『フィットHV(LEB)』に対応した6製品をラインアップする。

パワスロNAは、専用のパワーユニットで、NA車・ハイブリッド車のエアフロセンサーをブリッツ独自機能により調整。車種別にセッティングされた専用の比率により、コネクターオンするだけでパワーアップを実現する。パワーチェックテストではGR86/BRZ(MT)で最大出力13.8ps、ヤリスHVで4.3ps、フィットHVで2.8psの出力アップを達成している。

エンジン始動に連動してパワーコントロール機能が起動し、エンジン特性にあった最適なタイミングで制御を行うことにより、より良い加速感を実現する。スロコンのアクセルレスポンスコントロールと、パワーユニットによるパワーコントロール機能はそれぞれ独立でON/OFF可能。スロコンをOFFの状態でもパワーユニットだけを動作させることもできる。

スロコン機能では、「エコモード」、「スポーツモード」、「オートモード」の合計20モードを標準搭載。制御方法と特性が異なる多彩なモードで、好みにあったフィーリングを実現する。さらに比率を最大限まで引き上げる「スクランブルモード」(別売オプション要)を搭載。また、別売のオプションハーネスを接続することで「スタートコントロールシステム」機能を追加。エンジン始動時からアイドリングストップのキャンセル、スポーツモードへの切り替えが可能となり、煩わしいスイッチ操作が不要となる。

価格は86/BRZ、ハイエース、フィットHV用が各5万5000円。ヤリスHV/ヤリスクロスHV、GRヤリスRS用が各5万9400円。GR 86/BRZ用が6万1600円。

商品イメージ:パワーユニット、スロコンユニット、コントローラー、車種別専用ハーネス《写真提供 ブリッツ》 商品構成図《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(86/BRZ)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(GR86/BRZ・MT)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(GR86/BRZ・AT)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(GRヤリスRS)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(ハイエース)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(ヤリスクロスHV)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(ヤリスHV)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(アクア)《写真提供 ブリッツ》 パワーチェックグラフ(フィットHV)《写真提供 ブリッツ》