トヨタのコンパクトSUV『C-HR』が、間も無くフルモデルチェンジを迎えるようだ。現行モデルは世界戦略モデルとして2016年に発売され、2017年には単月で日本で最も売れたクルマに輝いた実績がある。果たして次期型はどのようなモデルになるのか? スクープサイト「Spyder7」がキャッチした最新情報をお届けする。
やはり注目はそのスタイリングだ。クーペのようなコンパクトクロスオーバーSUVとして存在感を放ったC-HRだけに、そのコンセプトは継承されるだろう。デザインのヒントはトヨタが2021年12月に開催した「バッテリーEVに関する説明会」で豊田章男社長がお披露目し話題となった16車種のコンセプトカーの中にある。
そこに出展された『bZ Compact SUV』が、次期型C-HRのベースになる可能性が高いと言われているのだ。というよりも、登場時期を考えれば12月時点でデザインは完成しているはずで、次期型C-HRのデザインをショーカースタイルに意匠チェンジしたものがbZ Compact SUVだったと言うこともできそうだ。
bZ Compact SUVを基に、C-HRの市販モデルを予想してみた。
個性的なフロントマスクを演出するのが、ヘッドライトだ。bZ Compact SUVのブーメランのようなデザインをより現実的な形状に置き換え、シャープな表情に。全体のシルエットはbZ Compact SUVよりも厚みをもたせ、後席の居住空間を増した。現行モデルが有機的な曲線を特徴とするなら、次期型はエッジの効いた直線が特徴となりそうだ。
プラットフォームはTNGAの「GA-C」最新バージョンを採用。パワートレインは2.0リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」+モーターのハイブリッドだ。新たにハイブリッド4WD「D-Four」を搭載することにより、見た目だけじゃない4WD性能にも期待できそうだ。
注目はフルエレクトリック(BEV)で、先行する『bZ4X』のシステムを搭載し登場する。
次期型C-HRのワールドプレミアは、2023年秋と予想される。BEVは遅れての発表となりそうだ。
トヨタ『C-HR』モデルチェンジは2023年秋!? 新ハイブリッド4WDにBEVも
2022年06月10日(金) 06時00分
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