
三菱自動車(Mitsubishi Motors)の欧州部門は6月7日、新型『ASX』(日本名:『RVR』に相当)を、9月にワールドプレミアすると発表した。
ASXは、三菱自動車の欧州市場における主力車種のひとつだ。新型は、ルノー日産三菱アライアンスの提携の効果を生かして開発されている。新型ASXは、ルノーの最量販車種がベースになる。現時点では公表されていないが、ルノーのSUV『キャプチャー』がベースになる可能性が高い。
新型ASXには、5種類のパワートレインが設定される。その中のひとつが、三菱が得意とするプラグインハイブリッド(PHEV)だ。三菱はPHEVのラインナップを、欧州BセグメントSUVに拡大する。
新型ASXのPHEVは、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力160hp)に2つの電気モーター、蓄電容量10.5kWhのバッテリー、「マルチモード」トランスミッションを組み合わせる。



