住友ゴム工業は、新車への純正搭載向けに展開していたタイヤパンク応急修理キット「IMS(Instant Mobility System)」を、5月18日から一般ユーザー向けにダンロップタイヤ取扱店舗などで順次販売する。
タイヤパンク応急修理キットは、タイヤに釘やネジが刺さった軽度のパンクを応急修理して、最寄りの車両販売店や整備工場までの移動を可能にする。スペアタイヤを積む必要がなくコンパクトかつ軽量なため、トランクルームを広く使え、燃費向上にも寄与。2000年頃からスペアタイヤに代わる応急装備品として広く普及している。
同社が開発したIMSは、環境に優しい天然ゴムラテックスからなる修理剤とコンプレッサーで構成。修理剤を注入後、コンプレッサーで空気を充填し、車を走らせることによって修理剤が圧縮と熱によって固まり、パンク穴をふさぐ。同社のIMSは1999年以来、新車搭載/交換用として累計7500万セットを出荷。グローバルに展開している。
サイズはSUV・大型車両用と中小型車両・軽自動車用の大小2サイズで、価格はオープン。
タイヤパンク応急修理キット「IMS」、一般ユーザー向け販売を開始…住友ゴム
2022年05月19日(木) 15時00分
関連ニュース
- 住友ゴム工業が新技術「センシングコア」を紹介…CES 2024 (12月26日 16時00分)
- [15秒でわかる]ダンロップ『アクティブトレッド』技術…オールシーズンタイヤ (11月24日 09時30分)
- ダンロップが挑む次世代技術『アクティブトレッド』が示す未来のタイヤ革命 (11月22日 16時20分)
- トヨタ クラウンセダン 新型がダンロップ初のEV用タイヤ『e.SPORT MAXX』を新車装着 (11月16日 10時00分)
- タイヤの性格が路面に応じて変化、ダンロップの『アクティブトレッド』…ジャパンモビリティショー2023 (10月30日 10時30分)