ジープ・レネゲード RED スペシャル・エディション《photo by Jeep》

ジープは3月18日、米国向け『レネゲード』(Jeep Renegade)の2022年モデルに「REDスペシャルエディション」を設定すると発表した。現地ベース価格は、2万9590ドル(約355万円)だ。

◆地球と人々を保護する活動を支援する「REDスペシャルエディション」
2022年モデルには、「地球とその人々を保護する」という共通のメッセージを込めたREDスペシャルエディションを設定した。レネゲードのREDスペシャルエディションは、「ラティチュード」グレードをベースに、車体をコロラドレッドで塗装した。

ドアミラーカバーやルーフもコロラドレッドで塗装した。ボディカラーは、コロラドレッドの他に、ホワイト、ブラック、スティンググレーを含む合計4種類から選択できる。ルーフレールは、ブラック仕上げとした。19インチの「Granite Crystal」アルミホイール、専用のREDエンブレムも装備する。

インテリアには、スキーグレーステッチが施された黒いファブリック製バケットシート、「トレイルホーク・ルビーレッド」のスピーカーとベントベゼルを採用した。ステアリングホイールとコンソール、シフトレバーは、革巻きとしている。

なお、レネゲードのREDスペシャルエディションの売上の一部は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の最も深刻な地域で医療システムを拡充し、救命プログラムを支援するために使われる予定だ。これは、ジープが属するステランティスとREDとのパートナーシップの一部になるという。

◆「セレクテレインシステム」を搭載
フルタイム4x4システムには、「セレクテレインシステム」を搭載する。スロットルコントロール、トランスミッションシフト、トランスファーケース、トラクションコントロールなど12種類の車両マネジメントシステムを連動させることで、路面状況を問わず、走行安定性を高めている。「AUTO」、「SNOW」、「SAND」、「MUD」、「ROCK」の5種類のモードが切り替えられる。

レネゲードのクラス最高のオフロード性能に加えて、セグメント初のリアアクスルディスコネクトとパワートランスファーユニット(PTU)により、4x4モデルの燃費性能を追求している。

すべてのレネゲードに、アクティブブレーキ付き全速度域対応の前面衝突警報、ブラインドスポットモニター、アクティブレーンマネジメントシステムなど、70を超える先進運転支援システム(ADAS)を、標準またはオプションで用意している。

◆最大出力177hpの1.3リットル直4ターボ+9速AT
4×4モデルには、直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。最大出力は177hp、最大トルクは29kgmを引き出す。9速ATと組み合わせて、燃費性能を高め、CO2排出量を削減している。

アクティブグリルシャッターが付く。エンジンストップスタート(ESS)テクノロジーも搭載されており、燃費性能を追求する。

コネクト面では、Apple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」を採用した。HDラジオ、Bluetoothハンズフリー通話、音声コマンド、ストリーミングオーディオ、「SiriusXM」ラジオなどが用意されている。8.4インチタッチスクリーンディスプレイとGPSナビゲーションを備えた「Uconnect4」を標準装備する。8.4インチサイズは、クラス最大のディスプレイサイズになるという。

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